責任から逃げる責任者 

日本は三連休らしいですが、こっちは昨日土曜日から金曜日まで7日連続出社の第2日目。


しかし、責任感の欠如ってのはどうすりゃ直るのか。

問題がおきれば必ず、中国だから仕方ないでしょ、と言い切ってしまう責任ある立場の人に対して、違和感を超えたちょっとした絶望を感じることが最近多い。

もしかして、他人事で仕事してるんですか?責任逃れと言い訳ばかり。

"中国だから仕方ない"なら、そのターゲットにコミットすんなよ。中国で責任ある仕事なんかできないと、はじめから言ってくれ。

責任者だったら、中国だから"仕方ない(没方法)"ところを"なんとかする(想方法)"の仕事でしょ。ガキの使いじゃないんだからさ。少なくとも、なんとかしようとしているところを見せてくれ。しかも自主的に。言われてじゃなくて。

担当者ならまだしも、責任者がなぜそんなに受身なんだよ。社内では大きな問題に発展しているというのに。

挙句の果てに、過去を見ても仕方ない。失敗から学べばよいのだ、だと。ごもっとも。はい。でもねー、今までずっとそうじゃないの。失敗し続けてるじゃないのよ。

こんなの、責任逃れ・論点をすり替えようとしているだけだ。


あーーーー、この無責任感ちゅーか、受身な姿勢に堪えられなくなってきている。

というか、これがうまくいかなかったら会社がつぶれちゃう、という立場にいて、なんでそう"のんき"なんかな。


悔しいが、情報量・経験で僕は彼には敵わない。ただ、責任感や危機感の強さ・行動力では僕のほうが100倍優れている。に違いない。

こうなれば、彼を使い・学びながら、僕が責任をとっていくしかないのかとも思う。それももいい経験・勉強になるだろう。


それに比べると、日本人スタッフの仕事への思い&その熱き思いが責任感と危機感に直結しているところは、すばらしいと思う。

中国人の彼に言わせると、仕事への思いも責任感も危機感もある、と言うんだろうけど、全然違う。言葉だけで行動につながってない。プロパガンダで満足しているタイプ。


読者の皆様、このエントリーを、一般的な中国人・日本人比較論とか、中国人批判と取らないでください。あくまで、もっと具体的な僕の個人経験の話として。

フォローじゃないが、そんな彼も僕との公私両面の信頼関係はあるし、尊敬している人です。ただ、仕事は100%任せられないなと思ってるだけで。あーあー。とっても残念。


■■■昼休みになり、ちょっと冷静になって■■■


さて、頼りにならない責任者の代わりに、自分とその他メンバーが立ち上がらねばならなぬ。具体的にはどうしようか・・・・


問題解決っていう意味だと今も自分自身機能していると思う。なぜかといえば、それは問題が見えているからで、考えさえすれば対策が打てる。当り前。それだけのことで、別にたいしたことではない。問題は、比較的問題意識の低い(=責任感のなさ)のと、問題だと分かってもなかなか手を打たないこと(危機感のなさ)。問題解決は今後もやってくとして、


これからのテーマは、いかに問題を予知して、事前策を打っていくか。そのためには、もう少し大きな観点でこの会社の全体像(人モノ金の流れ)と仕事内容をイメージできないといかん。。。難しい。。。仕事に内容を理解した上で、その中でキーとなる業務はどれかを理解し、そこの進捗を意識的にチェックするようにしよう。


言うはやすし・・・でも、具体的な業務があまり分かってないのだよなー。勉強勉強!


ハードルは高いが、やるしかあるまい。いろんな人に協力してもらいながら、腰は低〜く、やることはやるリーダーシップを発揮していこう。