日本語教室に思ふ

最近、社内日本語教室を立ち上げた。無理矢理立ち上げた割に、みんな嬉々として勉強してくれている。10人も入らない会議室に、定員を超え、なぜか1階の銀行員のにいちゃんやスタッフの旦那まで参加して、かなり盛り上がっている。


さかなのあたま、さかなのあたま、ももにく、ももにく、おいしいですなぁー?、しぬ、しぬ、


なんだか、不思議な単語が飛び交ってはおりますが、就業時間後にもかわらず、みんなが楽しそうに一生懸命日本語を勉強してくれている姿を見てると、うれしくちょっと泣きそうになりました。


感傷的になっているひまはないのだが、そうなりたくもなる、いい出来事でした。



さて、最近、日本語を操れる優秀な中国人マネージャーを採用した。言葉だけでなく、管理手法など、日系企業で鍛えられているだけあって、しっかりしている。彼がいるだけで話しが通じやすいことがとても多い。


日本語教室を続けることで、1年後には片言の日本語がしゃべれるスタッフが数人育つだろう。そうすれば、少しは僕らが言っていること・その意味が分かってくる・浸透していくに違いない。中日コミュニケーション改善。こういうことの積み重ねなんだと思います。僕らがやらねばならないのは。


PS ただいま、朝6時、上海への向かう車の中。上海の方向からどでかい、まるで夕日のような真っ赤な太陽が昇っている。さぁ、今日もいい1日が始まる。