解散総選挙について思う。
中国に居て、NHKも見れない状況だと、どうもニュースに疎くなります。
解散総選挙の争点・争点もちょっとよく分らない。
とりあえず、政治には興味はないが、僕の観点で言いたいことを言っておこう。
僕はアンチ小泉。期待してました。その分アンチ。それに加えて、中国問題は、完全に被害者だし。
小泉氏、争点は靖国じゃない、って言い放ってましたけれど、そうなんかなー?
彼は隣国に対して史上最悪に配慮に欠けすぎている。中国との関係を最も重視しないといけない時代にもっとも軽視しているからこそ、日中関係が冷え切ってしまった。政府と政府が冷えてるだけならいいが、今や国民と国民が冷えようとしている。これは大問題。
(韓国は少なくとも、国民と国民では問題がないと思いたいし、思ってもいいと思う。)
靖国について、"うるさい内政干渉だ、だまれ!"と言い放つのもよし。靖国に参拝する意味をきちんと相手に分る言葉で説明するとも可能。要はどちらを取るか。どちらに配慮があるか、こちらの選択の問題。
ODAやめるとか言う前に、うまく利用しようと。年間2000億も払ってんのに、いまだに日本は軍国主義とか言われんのは、彼が靖国に参りたいと言う個人的思想・哲学を貫きたいからでしょ。
その見返りが、例えば中国の反日思想、しかも若者たちの、がーん。この経済的損失は大きい(精神的にも大きいけど)。簡単に言えば、中国に嫌われる→日本の商品が売れなくなる→日本企業の中国経営は火の車(そしてこれからも長期にわたって)→いわば、法外な関税かけられてるのと同じ。
別に靖国に行くのは悪くないと思うけど、その結果を踏まえた上で、なぜ行くかを相手が分るようにちゃんと説明しなきゃ。センシティブな内容なんだから余計に。
彼の説明責任を放棄している部分に納得いかない。ワンワードポリティックスなんて、渋谷の言葉足らずの若者じゃないんだからねー、全く。国会でのやり取りも詭弁が多すぎる。誠意がない。あの軽薄な政治に見事に振り回された感じ。
これからはワンワードポリティックスならぬ、ブログ・ポリティックスで、首相自らブロガーになって
"ほーい、首相です、こんにちは。ちょっと悪酔い気味。今日は築地の料亭XXXでxxx主席と飲み会。あの店、白子がうめーのなんのって、中国人にはあの味は分るめーよ。ノリで白酒一気飲み対決してしまい、思いのほか勝利!反日教育の軟化を約束させてやりました!うぃー!"
とかって、首相官邸で夜中にこそこそ書いて欲しいんですが。
えー、今回の論点らしい、郵政民営化。
①そもそもそれって今必要な緊急な改革なんか?
②それでそんなに生活が変わるのか?
③決めるの遅すぎないか(何事もね)?
ユニバーサルサービスについてずーっと同じ議論してないか?
あとは決めるだけじゃないのか?
どうなんですか?このあたり。あんまフォローしていないので、よく分らんのですが。
なんか、今回は危機感あるような感じですが、個人に属する危機感だよね、もっと国家の危機感に突き動かされて欲しいですよ、一国のリーダーたるもの。
優先順位の付け方が歪んでる・もしくはそんな考え方がそもそもない気がする。個人のやりたいこと重視で、国が必要なことはなにひとつ・・・ 靖国もそうでしょ。
あと、すごい基本的に思うのですが、国会が機能しないのは、シンプル&まさらながら、国会議員が多すぎるからじゃないかと。
仕事だって、あんだけ人間多けりゃ、意見まとめるのは大変だし、プレゼンも効果が薄れる。国会の分科会(みたいなの)でさえ、数十人集まって、議論する相手まで距離にして30m!みたいな、議論する気あんのかーっていうシチュエーションでしょ。
ひとつの事決めるのに、あんだけの人の意見が必要かね。会社だと、もう少し小さなチームに権限委任しまくるでしょ。これも一種の"小さな政府"か。
2院制なんかやめちまえばいいのに。
利権・既得権だとか、絡んでくると、そんな改革は不可能なんだろうけど。
総じて思うのは、さすが親方日の丸、いつまでたっても、危機感ゼロ。でも、日本は平和ってことだろう。食うものにも困らないから、必死になれない。僕もそうだ。政治に対して必死じゃない。民営化がなされても別にメリットなかろうー。
むしろ、靖国をどうするか、きちんと話して欲しい。それは、中国ビジネスを生業とする身として、結構必死。
どうなることやら。総選挙。
■今日出会ったいい言葉。
☆観音様は立ち姿です。あなたが困ったときにすぐに助けに行けるように。