中国の日系企業はなぜ日本語? & nori責任編集「僕が期待する行動

■最近思うこと① 中国での会社の共通語は?日本語・英語・中国語?

日本企業は中国人社員に日本語を強要するから中国で伸びない(英語の方がグローバルスタンダードだという論調で)、みたいな言われ方をしますが、理想論はさて置き、仕事してみるとやはり日本語ができないとコミュニケーションが進まないことが非常に多い、と最近とても強く感じる。

それは商社だからなのか、メーカーも一緒なのか、それとも、営業とのコミュニケーションが多いから(特にニュアンスが大事だから、じゃ管理業務はニュアンス関係ないのかーってことでもないのだが)、小さい会社だから(特に個人の力・"熱さ"のあるコミュニケーションが重要ってこと)なのか、まだまだ答えは見えないのですが。

よく考えてみると、会社の中でも部門によって求める日本語レベルは変わるんだと人に言われて、なーるほどと思ってみたり。


とはいえ、どの部門であっても、会社全体で目標に向かって進んでいく・ドライブしていく場合は、血の通ったコミュニケーションが必要で、結局中国人が日本語か、日本人が中国語しゃべること以上に深いコミュニケーションを取れる方法がないんじゃないか。


具体的には、二つのオプションがあって、


オプション①お互いに不自由さのある第2外国語でコミュニケーション。つまり、中国人と日本人が英語で話す。


オプション②どちらか一つの言語で会話し、母国語サイドの人がうまくコミュニケーション・ロスをカバーする。つまり、中国人が日本語をしゃべり、日本人がコミュニケーションを補完する(その逆もしかり、だけど、日本人の方が"気の利いた"補完ができ、中国人の方が語学能力が高いと思われるので、こう書いている)。


どちらの方がより"気持ちと意図"の伝わるコミュニケーションがとれるかがっていうと、やっぱ②だと思う。


よって、どうしても日本企業は社員に日本語をもとめるんだろーなー(&日本人も努力すべきだ)と勝手に今は思っています。


言訳でしょうかね、これって?


■最近やろうと思ってること<nori責任編集「僕が期待する行動原則Xヶ条」制定>

最近出張が多く、オフィスに居る時間が少ない。&中国語の仕事レベルのコミュニケーション能力がすごく不十分に感じるため、僕が社員に期待する"行動原則"が伝わっていない気がしてきた。


社員の思考停止が早かったり、命令待ちだったりする態度が多いこと、責任逃れや責任感・危機感の無さが見えてきたりして、毎度同じことようなこと(自主的に考えて動く、約束は守れ、言訳じゃなくてアクションプランを作れ、とか当たり前のことばかり)を言い続けているが、全く効果がない。


結局、それって僕の指示だったり、Remind待ちのスタイルになってしまっているからだろう。それじゃ、僕やその他マネージャー(実際は、彼らはそんなにうるさく言わないので、事実上僕一人カリカリしている感じ)の指示やガイドがなければ、なーなー的な仕事になってしまう。


なので、nori責任編集「僕が期待する行動原則Xヶ条」を制定し、一枚モノの資料にまとめて、配布することに決めた。


そこには、ガイドラインだけじゃなく、"なぜ"そうすべきかもきちんと記す。

紙で配るから、言葉のようにすぐに消えてなくならない。きちんと意味も伝わるだろう。

今週中に作って、来週配る。その効果やいかに!